「"コミュニケーション"音読」(コミュ音)について
音読の仕方はいろいろで、例えば、聞き手が全然関心のないやり方、つまり、ただ聞き流しているだけの方法もありますが、一方で、きちんと読み手と対峙して、読み手の気持ち・考えなどを想像しながら、質問をしたり、共感したり、一緒に辞書を引いたりして進めていく方法もあるのです。「コミュニケーション音読」は私(昌)が作った造語で、きちんとした定義はありませんが、親子が文章を通して様々に共感していく過程だと考えてください。そしてそれは、塾で勉強するのとはまた別の、豊かな「感性」を育みます。
だから、きちんと時間を作ってあげてください。音読用に時間をとってください。その時間は、外のことをせずに、真剣にわが子の音読に向き合ってください。国語の下地を作るとっても大切なことなんです。
「文法プリント」(文プリ)の狙い 入試問題への橋渡し
塾内では"文プリ"と呼んでいるものです。1週間に1部、確認テスト終了後に渡しているもので、「コミュニケーション音読」とともに自宅学習の核となります。その週に扱う文章とコミュ音と文プリ、これらが三位一体となってその効果を発揮します。授業はこれらの上に成り立ちます。
「コミュ音」が感性を担うとすれば、「文プリ」は論理を担当します。論理とは、国語の場合、"構造"とか"関連性"といいかえてもいいでしょう。文の中では、主語ー述語、修飾関係、また文同士の関係、文章中における段落の役割などを、一つ一つ紐解いていく作業です。それ自体、とても地道な作業ですが、それらを抽出してシンプルな形にしたものが、「体言止め問題」・「くっつけ問題」・「台詞戻し問題」・「主語変換問題」や、「一段落一文要約」・「ストーリーを作ろう」などです。
そして、それらは、入試問題の諸形式にそのまま活用することができます。例えば、「くっつけ問題」を演習していると、接続詞を選ぶ問題や、記述・要約問題などができるようになります。また、「体言止め」を使えば、記述問題で、必要なキーワードを探しながら、指定された字数に合わせることができるようになります。
漢字や知識 覚え方のコツ
@自分テスト A間違った箇所を覚えるまで繰り返し書きながら練習 B自分テスト
AとBを、自分テストが満点になるまで繰り返す。
論理力と感性のバランスが決め手!
中学入試に出てくる問題は、大きく分けて次に4つに分類されます。
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知識問題 A抜き出し問題 B選択問題 C記述問題
中学受験を問わず、国語で最も大切なものは何かと聞かれると、誰もが"読解力"と答えるでしょう。実際、中学入試の問題を見ても、上位校ほど記述量が多かったり選択問題なども文章をかなり深く理解していないと難しいものが見受けられます。小学生が解く問題自体の質は別としても、それらに取り組むのが受験である以上、解いて合格点をもぎとらなくてはなりません。とすれば、例えば問題集を多く解けば国語の力がついてくるかと言えば、決してそうではありません。結果、国語はどうも苦手で…とか、物語文なら好きだけど…など、安定した点数に結びつかないことが間々見受けられます。それでは!ということで、論理思考を習ってみたり作文教室に通ってみたりします。それぞれ一面においては正解です。論理力をつけることも大切ですし、感性を豊かにすることも情操の観点からも大事なものです。でも、ものごとはバランスよく調和の中で行わなければいけません。論理と感性、それらいずれもが国語の勉強には必須です。それでは、バランスのとれた論理力と感性はどのようにして身についていくのでしょうか。
〜8つの登山口と7つの反省〜
当塾・中学受験コースでは、いわゆる問題型のテキストは使いません※1。理由は、その時々の子ども達が身につけるべき力が違うからです。これは学年による違いというより、その時のクラスの在り方に依存するものです。例えば、指示語の問題があっても、その前に前後の意味の結びつき(構文力)が分かっていないと正確に解くことはできません。選択問題を多く行うこと自体に弊害もあります。自分で表現できて(要約力・回答力・作文力)はじめて選択できるのです。また、よく低学年は語彙力中心にという教え方も聞きますが、そればかりだと"文章という大海原を自在に泳ぐ"ことにたどり着くことは不可能です。論理と感性の両方を"鍛える"ために、バランスのいい勉強を行う必要があります。そしてそれは、生徒と一緒に進めていく勉強、つまり、その時に必要だと思われる問題を作成し、考え方・解き方を一緒に考えていくといった形がベストなのです。
※1 問題型の形式は確認テストでは使います。また6年生の夏以降は逆に積極的に入試問題を中心として演習していきます。
・・・8つの登山口・・・
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語彙力…漢字・知識は三点セット="読み・書き・意味"。 辞書を引く。
A 構文力…修飾/被修飾。意味のまとまりを関連付ける力。
B
音読力…聞き手に伝える努力から生まれる理解力。原則2回音読。発音練習。
C
線引き力…線(重要)・波線(注意・変化・心情・強調)・○(登場人物)・Y(話題転換)。
D
速読力…着眼大局。前読み/本読み/後読み。速聞きの利用。
E 要約力…1段落1文要約、100字要約など。図解/マップの活用。
F
作文力…条件設定。情景描写。
G 回答力…記述問題を中心として。マップの活用。<こと/もの/名詞・から・気持ち>
・・・入試問題 7つの反省・・・「知・抜・選・記・解・音・辞」
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知識問題に対する反省
A 抜き出し問題に対する反省
B 選択問題に対する反省
C 記述問題に対する反省
D
解説文の扱い方
E 音読をする
F 辞書を引く